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zoom RSS 「Ceramic Smile」

<<   作成日時 : 2006/07/27 22:05   >>

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ラジオ深夜便で大滝詠一の名が。
今聞いても新鮮みたいなことを言っていた。いつ聞いてもうまいつくりだなとは思うが、何ていうんだろう、ノスタルジックなこの上なさというか、あえて例えると、「ヘザース」「シザーハンズ」のW・ライダーを見て“あぁいいなぁ”としみじみしてしまう感覚とどこか通じるか。

アンカーは熱く語りまくり、3曲連続で流れる傍ら、頭の中で連想ゲームのエンジンがかかってしまう。大滝詠一〜杉真理〜ハイ・ファイ・セット〜「Ceramic Smile」だ。

ハイ・ファイ・セットの「ジブラルタル」は美しくて淋しくて怖い異色のアルバム。「時のないホテル」と同じ線上にあるかな。
「誰か踊ってくれませんか」「終着駅」、よいです。そして何といっても出色が「Ceramic Smile」。“それまでのハイ・ファイ・セットからは想像つかない”というくくりを超えてかなり意欲的・野心的であつるデジタルで無機質でシュールな楽曲そのものだけでももの凄く興味深いのに加え、どういうところを目指そうとこぼれ出るハイ・ファイのコーラスならではの心地いいナイーブさ&山本潤子の声の叙情性という、相反するファクターの同居による不協和がスリリングに迫ってくる。クールでありながらソフト、官能的でありながら透明感があるというちょっと稀有な作品だ。

ネットオークションには出ているみたいだけど、CDは廃盤のようだし、ダウンロードもわけあって面倒ということで、もしかするともう聞く機会はないのかもしれない。友人がダビングしてくれて飽きずに聞き続けていたカセットは、数年前、お盆休みが終わって数日ぶりに通勤のため乗ろうとした愛車の後部座席で溶けていたんだもの。
うそじゃないんです。自宅から歩くこと数分の野ざらし駐車場に、1週間もたってなかったと思う、5日かな、動かさなかった車の中で、容赦ない夏の日差しに溶けてしまった。漫画で落ち込んだり暗くなったりするのを顔に縦線引いてあらわすけど、ガラス越しに変わり果てた数日前まではカセットテープだった物体を発見したときの私は、まさに片方のこめかみに縦線数本が、もう片方のこめかみには冷や汗のしずくが、そして口元にはひきつり笑い状態だったに違いない。あーあ。

前に「Ceramic Smile」を思い出したときは歌詞もメロディもすんなり出てきたはずだが、今回は出てこない。そんな自分が哀しい。頭の中でももはや再生できないかと思うと、ますますまた聞きたくなってしまいます。

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