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zoom RSS 百鬼丸&島村ジョー

<<   作成日時 : 2006/06/18 20:46   >>

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数週間前から日曜の時間の使い方の関係で「どろろ」をCSで見ている。手塚治虫のオリジナルともどもに伝説の名作たるTVアニメ。作画の不安定さはともかく、まだ“アニメ創成期”といえる時代にこのような斬新な映画的手法と、今さらながら新鮮な驚きを感じざるを得ない。

誰の声なのかわからないほどのクールさと若々しさが実によろしい野沢那智の声を聞きながら百鬼丸の横顔を見ていて、「このヘアスタイル、目にかかってうっとうしくないかなあ」とか、「アニメでは右側の横顔と左側の横顔は原則対称と昔聞いたこどがあるけど、百鬼丸ってかきにくかったろうなあ」なんてことを思った瞬間、突如として島村ジョーが意識の上に立ち現れてきた。
そうか、島村ジョーは石ノ森氏を介しての手塚・百鬼丸の落とし子、異父兄弟だったのね。手塚治虫の百鬼丸あってこそ生まれた島村ジョーだったんだ。世の人々には自明のことだったかもしれないけれども、きょう初めて自力により閃いたこの“事実”にかなり打たれてます。

異形の存在として、“人間”に憧れながらも人間でこそのエゴイズム、性(さが)の哀しみにさらされる百鬼丸にジョー。が、それは万人誰にも相通ずること。どこを由来として憧憬するか、そしてそれがゆえにどんな憤怒に、苦悩にさいなまれるかはその人その人によって二つとして同様のものはないと思うけれども、性善説ばかりでは世界は済まない、そして自分自身もそういう世界を形成している一員であることを免れないのだという警鐘を二人は、百鬼丸&ジョー、手塚治虫&石ノ森章太郎は鳴らしてくれている。耳を澄まし、受け入れなければならない響きである。

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