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zoom RSS 「女王蜂」の衣装by長島重夫

<<   作成日時 : 2006/06/15 20:54   >>

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「犬神家の一族」のリメイク、市川昆みずからの手により、しかも、この期に及んでといったら失礼か、石坂浩二再登板ということでどんなものになるか気になるところ。

島田陽子の瑞々しさには何度見てもため息ものの「犬神家…」。それだけでも見る価値はあるぞ。若き彼女の魅力を存分に引き立てていたのは、初めて見たときから、つまりほんの子供の目にも“いいなぁ”と映るその衣装だ。特に映画前半で着用しているというか臙脂の地色の着物は、色そのものの奥深さ、そして、彼女の若さと見事な対照をなす野暮ったさすれすれのレトロ感がすばらしいこと極まりない。その野暮ったさに陥りそうなんだけどクラシカルでいい感じという味わいは、「女王蜂」の智子の衣装にも同じことが言える。

ということでスタッフをチェックしてみたら、どちらも担当は長島重夫氏とのこと。なるほど納得。「病院坂の首縊りの家」も、そして、手塚治虫の原作ということはもちろん、実写とアニメの合成や邪馬台国の卑弥呼の映像化を当時話題にしていた「火の鳥」の衣装も氏の手によるものだったとは。
じゃあ、「獄門島」にて例の三姉妹の尋常じゃなさを増幅させる振袖の色彩の過剰さと、早苗の衣装の色調の渋さを操ったのはどなたなのか知りたいと思ったら、今のところ判明しなくて残念至極。

それはさておき、緋毛氈の緋色とその上で流された血の赤黒さとの調和が忌々しくも美しいお茶会での黒を基調にした着物や、いろんな意味で境地に陥る場面だけに七部袖と襟ぐりのデザインに山吹色とも紅花色ともいえる黄色のかわいさが切ないワンピース、そして、謎の始まりの場であり謎解きの場である“開かずの間”にふさわしい深い色調のグレーがかったの衣装と、それまでの犯人を演じた大女優たちを彩るそれのすばらしさはもちろん、場面場面の智子の衣装を堪能できる「女王蜂」なのである。見るべし。

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