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zoom RSS 「エラリー・クイーン」#1

<<   作成日時 : 2005/10/03 22:47   >>

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ドラマシリーズの「エラリー・クイーン」が始まった。
私はクイーンの短編は読んだことがないので、全くのミステリドラマとして楽しませてもらおうと思う。だって、予告を見ていささか不安だったのだが、国名シリーズを読んでのエラリーのイメージといえば、父親にも予測不可能な行動をやってのけ、それを裏付けているのは優れた論理性と洞察力という知性派というものなのだが、きのうの本放送を見てやっぱり不安的中、エラリー役の俳優の醸し出す雰囲気はいまいち知性とは縁遠いものなのだ。脚本として“エラリー”に観察力、論理性は十分与えられているが、だめだ、見た目が完全に合わない。“ひとっこよさそう”な隣のお兄さんみたいで、別の役だったらよかったんだろうけれども、彼に知的さは求められない。残念。

読者への挑戦じゃないが、手がかりはすべて示してあると番組中でエラリーがカメラ目線で視聴者に挑戦する。

今回は「奇妙なお茶会の冒険」ということで、冒頭、登場人物は「不思議の国のアリス」の劇の練習中ということでそれぞれの扮装で登場し、また事件発生後、実に奇妙なものが残った人物それぞれに届けられるという異常さ・珍妙さと、事件の流れをエラリーが説く論理性の対照はおもしろかった。そして、その論理性の裏づけになっているのは「鏡の国のアリス」という、現実と虚構ないまぜの事件の真相解明というのはそれはそれでいいのだが、次回からはどうなるんだろう。今回は“アリス”がモチーフということでクイーンの持ち味の論理性がより際立たせられる効果が結果的にはもたらされたのだが。

そして、この言葉何回も使って恐縮だが、クイーンといえば論理性と思っていたのだが、今回は心理的に犯人をあぶり出すとは。クイーン作品でこういうのありなんだっけ?
が、エンドクレジットで何と何とリンク&レビンソンの名前を発見!そうか、「コロンボ」の彼らが携わっているのか。じゃああの心理戦もさもありなん……って、これはちゃんとE・クイーンの原作があっての番組なんだから、クイーンがこういう作品を物しているってことでしょ。先日、実は“忘却の幸福”をしみじみ味わっていたところ。情けなくも、かつ幸せにも、あの「僧正殺人事件」の犯人をすっかり忘れ、またほとんど一から堪能できちゃったんだから。いやはやなんとも。これは国名シリーズも改めて手にとって、また新たにクイーンの世界、そしてエラリーの人物像に触れてみないとな。かつて読んだときとはまた別の発見、刺激、そして感慨を味わえることだろう。
それにしてもやっぱリンク&レビンソンだからな、一つのTVシリーズとしての期待大!!

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タイトル (本文) ブログ名/日時
奇妙なお茶会の冒険 エラリー・クイーン 1975
本シリーズの中では、珍しく原作がある。 昔は「キ印ぞろいのお茶の会の冒険」と言う ...続きを見る
永遠のセルマ
2007/03/09 11:16

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