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zoom RSS 立花藤兵衛〜立花勢地郎

<<   作成日時 : 2005/04/03 15:36   >>

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響鬼の十之巻。揺れる心でサッカーを見ている明日夢君のシークエンスが秀逸。その“揺”へといざなったのはおやっさんの誰の心にも邪悪な面はあるという言葉だ。人間が成長する過程で必ずぶつかる、というより、ぶつからなくてはいけない“揺”へのいざない。
かつての立花藤兵衛や「帰ってきたウルトラマン」における坂田健(嗚呼、岸田森)という存在感を考えたとき、もう少しインパクトのある俳優でも……なんて思ったりしたときもあった。同じカラーでいくとしたら石丸謙二郎なんかどうだとかね。ウルルンvs世界の車窓か。はたまた相反するカラーとしたら、長谷川・ウルトラマン80・初範なんか悪くないような気がした。でも、やっぱなじんでいくもんだなぁ。特に今回は下条「立花」、魅せてくれた。“動”の藤兵衛と“静”の勢地郎、「立花モータース」と「甘味処たちばな」という表向きの商売でそのありようの違いは既に最初から示されているんだものね。

小林昭二の立花藤兵衛は、まさしくオマージュに値する、1号からの世代としては絶対に欠かせない存在。滝もそうなんだけどね。(演じてた千葉治郎って千葉真一の弟って本当?)「ウルトラマン」のムラマツにしろ、彼の醸し出すみずからのバイタリティーと若い者に対する力強いまでの包容力って本当にいい。彼がジョン・ウェインの声を担当していたのも納得できる。人を引っ張っていける威勢のよさを感じる声はJ・ウェインにぴったりだ。時系列的に考えて、そこからムラマツや立花藤兵衛への起用となったのだろうか。余談だが、彼は市川昆の横溝シリーズのレギュラーだったけれども、最終作の「病院坂の首縊りの家」での彼は実に渋くて私は好きだ。それまでとは正反対のイメージなのだが、主人に対して忠誠を貫く芯の通った人物像はいかにも彼らしいものである。

話は戻るが、長谷川初範と頭に浮かんだとき、二枚目でややナルシストがかってる路線で、超個人的思い入れからして、かのライダーマンの山口暁が存命だったら今頃どんな俳優になっていただろうと思いが及んだ。響鬼の作品世界に置いてみたらどんなだったかしらと。昔々、ライダー全員集合!みたいな特番で彼が再び登場したとき、幼心にもものすごく安心したというか、「あぁ、いてくれたんだ」と本気でホッとしてしまったぐらいの切ない本ストーリーでの去り方、はまってしまう人間にはとことんはまり込んでしまえるキャラ、そして線が細いにもかかわらず意志の強さを感じさせる甘いマスク。今こそボディーはライダー・顔は素というシチュエーションありだが、口元から素顔が見えるという当時では掟破りのデザインからしてライダーマンは特筆すべき存在だ。アマゾンは忘れてもライダーマンを忘れることはあたしが許さない、なぁんて。山口氏があのままの甘い雰囲気ながらうまく“枯れ”てる俳優になっていたなら、「たちばな」に構えさせてみても興味深かったんじゃないかなと勝手に考えたりした。彼の余りにも早過ぎる死は、まさしくライダーマンと重なるものだ。
とにもかくにも、今回は私をして「下條アトム=立花勢地郎」を再確認させてくれた。ラストのひとみちゃんの優しさに、日頃の自分のぎすぎすした余裕のなさを反省させられるとともに。

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