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zoom RSS 「タワーリング・インフェルノ」あれこれ

<<   作成日時 : 2005/02/27 19:58   >>

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物凄く久しぶりに「タワーリング・インフェルノ」を見る。何だかんだいっても名作だ。
以下、もろもろのエピソードに言及するので御注意下さい。

S・マックイーンの隊長につかず離れず堅実な行動を見せる副長キャピー。演ずるはドン・ゴードン。
西洋人の彼にそっくりの日本の俳優がいるんだ。最初期の仮面ライダーの最終回あたりで怪人になってしまう前を演じた俳優だ。時代劇でもよく見る。ネットで探したぞー。怪人になる前は有望なサッカー選手であり、怪人化後もその潜在能力のためにライダーをかなり苦しめる。顔はわかってるんだ。でも名前を知らないからなかなかヒットしな〜い。おまけに私はその怪人名を「狼男」だったかなぁとばかり思っていた。違うんだー! トカゲロンであったのだ。そして、その俳優は堀田真三氏。あぁすっきりした。ドン・ゴードンと堀田氏、かなり似てると思わないか?

吹き替える場合は、ほとんど100%生の声よかカッコいい声をアテるものだ。が、ここに例外がある。それはロバート・ワーグナーだ。彼だと…矢島正明?広川太一郎?仲村秀生?が、矢島正明はロバート・ヴォーンに先約済み!じゃ吹き替え版では誰だったかな。いずれにしてもR・ワーグナーの生声に勝る声なし。本当にいい声だ。N・ウッドも彼の雰囲気ある声にまいってしまったのか?というのは彼女の死にいまだ疑念を抱く(例の「ブレインストーム」でのクリストファー・ウォーケンとの息の合い方を見てからはなおさらだ)私の個人的見解だが。

ジェニファー・ジョーンズの年のとり方には正直驚いた。往年の美しさもこんなふうになるのかってね。しかし、彼女はいい役をもらった。実に素晴らしい女性の役だ。だから、あんまりにもあっさり描かれる彼女の最期には見るたびに泣いてしまう。面倒を見ている子供たちへの優しさと三流詐欺師に対するおおらかさをあれほど描いておきながら。O・J・シンプソンがなぜアステアと彼女の関係を知っていたか、そんな野暮はいわない。ただただ、シンプソンが彼女の愛猫をアステアに手渡すシーンには涙するばかりだ。

大好きなナポレオン・ソロ。後年なぜかR・ヴォーンは嫌味な権力者みたいな役柄が多いが、ここではやるべきことはやるという議員を演じている。それだけに、何だあの最期は。一切の悪い役回りを引き受けたリチャード・「将軍」・チェンバレンのとばっちりであんな最期とは、あんまりだよ〜。もうちょっと何とかしようがあるってもんじゃないか〜。

私は特段S・マックイーンのファンじゃない。が、彼本人がどう思っていようともこの作品は彼の代表作であることに違いはない。オハラハンたる彼を見ていると、“不世出のスター”というのはまさしく彼のような俳優をいうのだなと心から思う。P・ニューマンももちろん魅力に溢れているが。実はそれらは、若い頃よりも、小森のおばちゃまじゃないが年をとってからの方がより強く感じる。年齢を経てこそわかる雄偉・麗容というのはあるものだ。オハラハンには女性絡みのシークエンスが皆無というのも幸いしていると思う。火を消すことと命を救うことに生きる“バカ”、かつ同僚・部下に対しての思いは人一倍。そして、実際にそうではないかとしか思えない彼の持ち味と演技。彼の醸し出すオーラには誰にも有無を言わせない力強い輝きがある。本当に素晴らしいと思う、これこそスターだと。消防局の幹部専用(つまりポンプ車じゃないやつだ)の車から降り立ち現れる彼のファーストシーン、そして同車に乗り込み去り行く彼のラストシーン。人間の成すことの愚かしさ、虚しさへの言及はダグとの会話の最小限に留め、俺は自分にでき得る限りの働きをするがためここにやってきてそして帰るだけというありようには惚れ惚れするぜ。
そして何より、「タワーリング・インフェルノ」こそがもう二度と世に出ることのない傑作なのである。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ロバート・ボーンの最期はたしかに、もうちょっと他になかったのかって気がします。
マックィーンですが、最初は建築家の役を希望してました。それが途中で気がかわり消防隊長の役を希望したそうです。正解ですよね。
イエローストーン
URL
2006/10/17 23:24
マックイーン、そうだったんですかー!
気が変わって本当によかったですね。
松本人志が「下妻物語」の土屋アンナと深田恭子のキャスティングは逆にすべきだったと書いていてなるほどと思ったことがありますが、「タワー…」においてはこれっきゃないです、わたしには。
ぐれた
2006/10/18 22:10

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