「バーナビー警部」でアラン・コックス&フレディ・ジョーンズを見る-「ヤング・シャーロック」再び

33話「聖女の池」のスティーブン役はアラン・コックス!
……って、そういう名前だとわかったのは、見終わって「ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎」のパンフを引っ張り出してから。名前を覚えようなんて気はまるでなかったもの。でも、やはりスティーブンはヤング・ワトソンだった。

また見たいと願いつつずーっとかなわないでいた「ヤング・シャーロック」に23年ぶりにWOWOWで再会したのは昨年初冬。
ワトソン役の子をかわいいと思えなかったことが思い出された。顔の上半分はいいのだけれども、口角が下がり過ぎで。つまりへの字口。特に彼からして右の下がり方が目立ち、アップになったときにどうしても気になる。その気になる感覚がスティーブンで一気にフラッシュ・バック!
なんかマイク・マイヤーズみたくなってる。こんなふうになって、時間の経過は恐ろしいわね……とおのれのことを棚の上に置き去りにするのはよくやること。

この回はフレディ・ジョーンズも登場。そもそも「バーナビー警部」のレギュラーな視聴者じゃないのになぜ見たかというと、チャンネル回してたら遭遇した番組の終わり近くで彼らしき人物を見かけ、これはリピート放送で確かめねばと思ったから。実は、「ヤング…」の再見を熱望するようになったのも、当時は認識外だった彼の出演をあるとき知ったからで、すごい偶然といえばすごい偶然。
「ヤング…」では拍子抜けの扱いだった。せっかくのF・ジョーンズなのにね、なーんて、出ていたことを知りもしなかったくせに。今回はバーの常連の小汚いじいさん役。うさん臭さとすっとぼけぶりといささかの哀愁、私はF・ジョーンズが好きなのである。

公開当時、ニコラス・ロウにかなり・とても・すごくハートマークになった。長身痩躯という点では満点だけど、何であんなにハートマークになったのか、23年ぶりの再会では苦笑あるのみ。ただ、思い当たることが一つ。声とセリフ回しが端正なのだ。それが識閾下に働きかける作用は小さくない。片や、当時のハテナマークが融解したことがある。みんなソフィー・ワードをいいと言っているのがさっぱりわからなかったのだが、彼女、すごくいい。

『道が切れていることをリアルに見せるために、切れ目の部分に鳥が飛ぶ映像をはめこんだりもしてるんだ。』(集英社「ROADSHOW増刊:爆走写真集スピード」より)
「スピード」についてのヤン・デ・ボンのこのコメントで、リアルに見せるCGというものに対して一気に引いた。「トロン」が妙に好きだったり、「バイキング」の赤と黒の“あり得ない”空に魅せられる私には、CGであることを主張している、あるいは主張せざるを得ない、そんなありようの方が性に合っているようだ。まさしくそれが当てはまる揺籃期のCG、後の名探偵&助手の胎動、成長期真っただ中のニコラス・ロウとアラン・コックス、それらの未熟さ、ぎこちなさ、初々しさもまた楽し、「ヤング・シャーロック」!

3月28日追記
これから一月後、「ダルジール警視」でニコラス・ロウと再会!フレディ・ジョーンズにも。

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  • ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎

    Excerpt: ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎(1985/アメリカ) YOUNG SHRLOCK HOLMES PYRAMID OF FEAR 評価(お奨め度)★★★☆☆ 監督: バリー・レヴィン.. Weblog: シネマの箱 racked: 2009-04-17 00:47