「風林火山」でフクシン君を見る

高橋大輔、安藤美姫のコーチ、ニコライ・モロゾフと市川亀治郎が31歳の同い年であるという事実をどう受け止めていいのかわからない「風林火山」で、フクシン君こと冷泉公裕にお目にかかる。

自分にとってはずうっと「真田の六文銭」だったが、「六連銭」が正しいのか。フクシン君は真田に六連銭を授けるお坊さん、晃運役。
そんな役どころもあってか、実にいい顔をしている。面差しが78年の「女王蜂」の刑事役のときと全然変わっていないこともオドロキだが、いかにも悟りの境地に到達している表情が胸に残る。その明るさに呼応するような頭の輝きは、ひょっとすると本当に剃っているかも。

ということで検索してみると、彼は実にさまざまな活動をしているんだ!!
舞台はもちろん、音楽活動はかなりのもの。難病を克服したということも初めて知った。晃運のあらゆるものをのみ込んだ者ならではという突き抜けた空気は、どうやら人間・冷泉公裕からにじみ出てきたものらしい。

あの世間となじめずにいたフクシン君が時を経てあんなに晴れ晴れとしてるって、妙に感慨深い。彼方への誘惑に負けなかった彼は、見事この世でおのれの道を見つけたのね。
今もって自分なら高野少年についていっちゃうのになと思う者にとっては、涙モノだ。

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