「ゾディアック~十二宮の殺人」を次回も見てみようかと思ったわけ

“2004年夏、フランスで爆発的な人気を集めたサスペンスドラマ・シリーズ”という華々しいうたい文句を引っさげて始まったプログラム。
「エラリー・クイーン」も終わってしまい、定期的にチェックする番組もなくなってしまったのでとりあえず見てみるかと第1回目を見たが、この言葉も随分古臭いものとなってしまったものだけれども、なぁんか“スノッブ”臭が鼻につく。1回見ただけではと第2回も見たが、警部の執念深さの理由とかそれなりにヒロインに降りかかる困難とか疑惑とか、成り上がり一族にまつわるドロドロ人間関係とか、横溝正史の世界ならともかく、ステレオタイプのありがち感に欧州ならではのスノッブくささが加わってくるのには少々うんざり。

それでも次も見てみるかと思った理由はただ一つ。ヒロインは警部と早々に仲良くなっちゃうのだが、彼の部屋には何とデヴィッド・ヘミングスのポスターが飾られてあるのだ!カメラを手にしているから「欲望」絡みのそれだとは思うのだが、「欲望」のポスターとして知られている女性を前にしてかがんでファインダーをのぞいているというものではなく、彼はばっちりカメラ目線のどアップという初めて見るものだ。当時のことは私は知るよしもないが、それは世の人々を席巻しまくったであろうD・ヘミングスの何ともいえない個性が最大限にアピールされているといって間違いないだろう。はっきし言ってのどから手が出るほど欲しいってもんだ。
なぜか肝心のストーリーそのものには期待を感じることができないのだが、本筋とは全く関係ない、インテリアの一つとしてこのようなポスターを持ってきたスタッフのセンスに興味を覚え、このあとも何かあるかしらんと次回も見てみるかという気になった次第であります。

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