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zoom RSS もっと知りたい「美しき女庭師」

<<   作成日時 : 2007/11/23 23:04   >>

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《スラヴ叙事詩》全20点を紹介!!
この帯の文字に即手にした「もっと知りたい ミュシャ」(千足伸行著 株式会社東京美術発行)。
10ページで紹介されているウジェーヌ・グラッセの「美しき女庭師」が気になって仕方がない。載っているのは、12カ月のうち8月と12月の2枚だけなんだが。

「女庭師」という言葉の響きと女の庭師というカテゴライズに何だかドキドキする。
装飾的な全体のトーンの中に庭仕事に携わる女性の様子が現実的に描かれているのは、何とも独特の印象だ。

気になるのが衣装の模様。
8月の女性はワンピースを着用、その全体にモノグラムがあしらわている。
2月では、頭から上半身を覆い、寒風になびくストールの存在感と、ストールに覆われていない髪とドレスの赤がすばらしく印象的だが、引っかかるのはエプロンの模様だ。
線がくるくると二つ輪を作るモチーフで埋め尽くされているのだが、まさにらせんで、文字の組み合わせのモノグラムには見えない。が、8月のデザインと並べれば当然意識的なものだろうということで、そうなるとどうしてもほかの月が見たくなる。

最も気になるのは、恐らく自分は初めて目にする改行された単語。
  「 D É
   C E M
   B R E 」
12月の「DÉCEMBRE」が上のように3行に分かれている。
わたしたちが使う文字はどこでの改行も許すが、ほかの言語の文字はどうなのか、今まで接した欧米の文章は、改行を拒むか、ハイフンなりの“手続”を要していたけれど、という“?”をそこはかとなく持っていた。それだけに、改行された「DÉCEMBRE」は“!”。もちろんそれはデザインとして許されているのだろうけれども。
改行された単語ってどう映るのだろうか?それは、わたしたちには絶対に共感できない感覚なんじゃないか。それだけに興味は募る。どうしてもほかの月が見たくなる。

著者は、「《スラヴ叙事詩》の20点すべてをカラーで紹介する」のは「日本ではおそらく初めて」と書いている。
「紹介」をどのようなレベルで言っているのかわからないが、所有している図録ではとりあえず20点すべて見ることができる。“もう一人のミュシャ”に触れることは、それほど狭い道ではない。
わたしのような通りすがりの見物人には、グラッセの「美しき女庭師」12点すべてを見ることの方がよほど困難なのだ。
もっと知りたい、「美しき女庭師」を、その衣装、月の文字のデザインを!!

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