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zoom RSS 「戦士の休息」「聖母たちのララバイ」by山川啓介

<<   作成日時 : 2006/12/22 23:39   >>

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大野雄二のセルフカバーアルバムで何十年ぶりに「戦士の休息」をフルで聞く。その歌詞に“参っている”自分に正直驚いた。
同じ山川啓介作詞の「聖母たちのララバイ」と一対なのね。

「守ってあげたい」に少しもピンとこなかった私も、「聖母…」は初めて聞いたときからいい曲だなと思った。その後、「守って…」のよさは突然痛いほど理解することになる。一方、「聖母…」はカラオケのレパートリーとして長い付き合いになるわけだが、歌詞に接するたびに“引き受けよ”と迫ってくるようなグレートマザーとしてのありようも、今から思うと何とも無邪気に受け入れていたようだ。

TVアニメの「宝島」とどちらで先に町田義人を知ったのか覚えていないが、彼の実に個性的な歌声に魅了された「戦士の休息」。でも、やっぱり年齢的なこともあったのね、映画の健さんのかっこよさと相まって“すごい名曲”とは思ったけど、振り返ってみるとより印象に残っているのは「宝島」の方だ。

そんなせいもあったんだろうか、何十年ぶりにきちんと「戦士…」の歌詞を聞いて、恥ずかしながら涙が出てきてしまった。というか、ちょっと疲れていたようだ。
学生時代は終わったものの社会の波に既にさらされていることすらよくわかっていなかったころは、“疾風怒濤”のどうしようもなさにまだ立ちすくむことはあっても、疲れるということについては無自覚だったんだろう。現実にマドンナ役を負うことになっても……全然構わないと思いながら「聖母…」をカラオケでよく歌ったもんだ、仕事のストレス解消に。
だけど、今は「この世を去る時きっと その名前呼ぶだろう」のフレーズに胸が締めつけられて仕方がない。今の自分は、誰かを、何かを引き受けるにはちょっと疲れているようだ。そんな姿は誰にも見られたくないし、精神的にも実体的にも“去る”ことを意識しているときにはただ目を閉じるしかない歌詞だ。
生物学的・社会学的・言語学的性別とも関係ないし、個人の性格・特性とも関係ない。そのときその人がある状況の総合で、その心境は「聖母たちのララバイ」に近かったり「戦士の休息」に近かったり、あるいはどちらにもシンパシーを感じ得なかったりもするだろう。それでも一聞き手として言える、この二つの作品は見事な対をなしていると。

思わず涙が出てきたのが今の自身のシチュエーションによるものだけなのかどうか確かめたくて、すぐさま「野生の証明」のサントラを買ってしまった。オリジナルの「戦士…」は持っていなかったから。
楽曲そのもののたまらなさはもちろん、どうやら石井竜也のタレントにもしてやられたようだ。ゲットしたオリジナルを聞きながら思うのは「懐かしいな〜。町田義人、いい声だわな〜」、片や石井版には複数回聞いてもまぶたを閉じずにはいられないから。N郎♪さんのコメントからもそのよさは十分覚悟していたのだが、「石井さんらしくアレンジをちょっと派手めにした」という大野雄二本人が語っているそのサウンドもさることながら、私が想像したよりもはるかに少ないブレスで歌い上げる石井竜也、本当にあっぱれだ。
タイトルは「戦士の休息」なのになぜ歌詞中では「兵士」なのかはさておき、石井版の「戦士…」が聞けてよかったと思うとともに、「聖母たちのララバイ」を彼が歌ったらどんなだろうなぁと思ってしまいます。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは!
♪ありがとう〜、ぬ〜く〜もりを〜。
ありがとう〜、あ〜い〜を〜〜。
いや〜、懐かしいですね。
「戦士の休息」は、何度かカラオケで歌った事があります。
非常に歌いやすく、自己陶酔できる曲ですね(笑)。
ゆう
2006/12/24 13:39
ゆうさん、こんばんは♪
そういえば「戦士の休息」はカラオケで歌ったことない私ですが、“火サス”のテーマソングはめちゃくちゃ守備範囲内ですね。特に竹内まりや!!
ぐれた
2006/12/24 20:52

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