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zoom RSS 気になる音楽〜「黄色いアイリス」「裸のキッス」

<<   作成日時 : 2006/08/02 23:07   >>

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先日初めてウテ・レンパーの存在を知る。それまでの“無知”に恥ずかしさを覚えながらも、知る喜びはを幾つになってもエキサイティング。映画に出演もしてるんだ。

映画の音楽といえば、サントラ等でチェックできるものはいいけれども、どんなに気になっていてもサントラになってないとかもう廃盤というので後追いできないのはつらい。輸入盤でデイヴィッド・ラクシンの「ローラ」をゲットできたのは幸いだった。“幾らでもバリエーションはつくれる”とのたまったというエピソードを裏づけるかのように、例の美しいモチーフのさまざまなアレンジが、ちょいと困ったことにチャプターなしで延々展開されるってなCDであっても。
今見たらどう感じるかわからないが、昔見てとにかく静かに感動した「ロザリンとライオン」。ちょっとだけ登場する子猫のシーンの可愛いさといったら猫派にはたまらない。そんなに長くない場面なのだが、バックに流れる音楽も何とも好ましいと思っていたらサントラに「猫のポルカ」としてちゃんと収録されているのである。ささやかなシーンの音楽もカバーされているということで感激の一言。

オリジナルとして聞けなくて残念なのは、「ダイ・ハード」のエンディング、ヴォーン・モンローの「レット・イット・スノウ…」にA・トロヴァヨーリの「マカロニ」、E・モリコーネの「フランティック」。「レット…」はもうずっとチェックしていないから、ひょっとすると今は何かしらで聞けるのかもしれない。「フランティック」、意外なことにサントラ探してもなかった。「赤い航路」も見つけないんだけど。

映画でもこうなんだから、TVドラマにおいては何をかいわんやをや。
クリスティの「黄色いアイリス」は、短編ではあるが、過去と現在が二重写しになるロマンティックなノスタルジーとドライなサスペンスが凝縮された濃密な物語。原作で印象的に描かれる事件の現場に流れる歌は、当然のことながらD・スーシェのTVシリーズでは実際の曲として歌われる。見ているこちらにしみ入る忘れられなくなるようなメロディだ。一つの楽曲としてじっくり聞きたいと思う。

アブナイといえば余りにアブナイ「裸のキッス」。でも、見ていておもしろいものはおもしろいんだからしょうがない。雇用主にも世間の目にも立ち向かえる強い存在が、人並みというか人も羨むばかりの幸福を手にしかかった途端どん底に突き落とされた後に再び歩み出すという、のっけが余りにすばらしいタフネスだっただけに落差が胸に突き刺さる絶望と再生のストーリーって、そういういい方だけでも十分に劇的なのだが、それが娼婦をヒロインにインモラルな世界をベースに描いているんだからちょっとすごい。加えて、子供たちが登場するシーンで流れる子守唄みたいな曲がめちゃくちゃ甘く哀しく、ヒロインの幸福と悲劇、その悲劇をもたらしたところの張本人の禁忌の欲望、それらの甘美と悲哀をいやというほど増幅させる。聞けば嫌悪と哀感がわき起こらずにはいられないが、それにも増してどこか懐かしい人の胸の奥底をうずかせるリリカルなメロディは紛れもなく名作といえる。

これらの音楽、聞きたくなったらいつでもひたれるように音源を手に入れられたら幸せなんだが、そうならないがゆえになおのこと自分の中での“この上なさ”は上がることはあれ下がらないんだろうなあ。

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