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zoom RSS リチャード・フライシャー死去

<<   作成日時 : 2006/03/28 21:51   >>

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リチャード・フライシャーが亡くなりました。といっても、死亡記事を見てまだ存命だったんだなぁと思った次第なんですが。

改めてフィルモグラフィーを見るとやっぱすごい。「海底二万哩」から「トラ・トラ・トラ!」「ソイレント・グリーン」ときて「王子と乞食」「ジャズ・シンガー」に「悪魔の棲む家PART3」「レッドソニア」だぞ、“あいた口がふさがらない”と形容せずにはいられない間口の広さ。きょうの記事で彼が心理学を学んでいたことを知り思わず「絞殺魔」と結びつけて考えたが、心理学に裏打ちされた……とかなんとかっていう理屈じゃないんだよね。とにかくいろんな意味で見る者に対して刺激を与えようという、すんばらしいエンターテイナーだ。

R・フライシャーだもの、どこかで追悼特集やってくれるでしょうねえ。ただ、「絞殺魔」といい「ロープ殺人事件」といい、彼の作品で特におもしろいと思うのはどうもアブナイしろもの。でも、おもしろいものはおもしろいんだからしょうがない。
そう言い切れる私でも、地上波であれ衛星であれ何であれ、テレビで流すにはちょっとヤバ過ぎとこれまた断言できてしまうのが「10番街の殺人」である。実際の事件を実際の事件現場で撮ったというこの作品、リチャード・アッテンボローの不気味さといったら「マジック」のアンソニー・ホプキンスのそれを上回っちゃうものだ。立ち込める灰色がかった重く暗い空気はただでさえはばかれるもので、まして今の荒廃し切ったこの世情では、幾ら作品として興味深いとはいえ、受動的に受け取れるようにしてはいけない作品の一つだと思う。……って、そのくらいおもしろいんだが。

反対に、これはぜひとももっとメジャーにしてもらいたいと思うのが「アシャンティ」だ。なぜか?奪われた妻を必死で取り戻そうとする夫の姿云々とか、W・ホールデン、O・シャリフ、R・ハリソンといった名優がおそろいとかということじゃないんです。マリクのエキゾチックなぞくぞくするようなカッコよさといったら、「ハムナプトラ」でオーディド・フェールを見た瞬間、マリクの再来か!!と思ったといえばわかってもらえるだろうか。マリクの魅力と存在感はもーっと広く世の女性(世の人々とは申しません)に知られるべき!むか〜し録画したビデオがどっかにいっちゃった今、私もまたマリクに再会したいということで、氏の追悼特集にはどうぞ「アシャンティ」が取り上げられますように。

とにもかくにも、一貫してあらゆる角度から受け手に働きかける姿勢を持ち続けた氏に敬意と感謝を表します。

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偉大なる監督の訃報
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