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zoom RSS 「地獄の饗宴」

<<   作成日時 : 2005/06/07 22:21   >>

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「運命の饗宴」はJ・デュビビエ作品。ハワード・ホークス監督、ジーン・ハーロウ出演は「地獄の天使」。今回見たのは「地獄の饗宴」。あぁややこしい。
てっきり私が見た限りの主演・三橋達也の日活ものより若いころの作品かと思ったら、そうじゃないんだ。余りにもこの作品においての彼が生き生きとした魅力を放っているので、随分と若い印象を受ける。私はリアルタイムでは「連想ゲーム」が彼を知ったしょっぱな。その後、年とっても変わんないなぁとか、昔の映画を見てその当時と今と余り変わらないじゃないかとその若さに驚いたりしたものだが、いやいや、改めてというか初めてといった方が正確だろう、彼のいかにも往時の銀座・有楽町にお似合いな“しゃれ者”ぶりに対面することができた。

団 令子はこれまで見た中で一番シリアス。そのかわり一番汚く映っている。クレージーものを初めとする喜劇での映されようとはかけ離れた、目のまわりのしわしわもあらわな彼女。それでも十分チャーミングなのは脚本と監督の手腕だろう。それが証拠に、これまでこんなに美しいニッセイのおばちゃん・中北千枝子は見たことがない。“狂信的”(ここでは“的”なんて要らないんだけど)というキャラ設定はある意味美しく見せやすいものだが、それを差っぴいてもこの作品においての中北千枝子は本当にきれいだ。まさしく岡本喜八のなせる技だと思う。
とにもかくにも出演者それぞれが光っている、それはつまるところ監督が光らせたといえる実に小粋な作品。

しかし、予備知識なしに見始めた私の最も興味を引いたのは冒頭の出演者のクレジットで目にした天津 敏の名前だ。何と「赤影」の金目教教祖様が出演しているのか!と胸を躍らせた。和服姿もばっちしの押し出しの効いた悪役で登場かと今や遅しと待っていた私の目の前に現れたのは、吃驚仰天、スーツ姿もすっきりしたオールバックの彼。えぇ〜、天津 敏ってこんなにカッコよかったの〜!!「赤影」やそのほか目にしたテレビ時代劇での彼からは想像もつかないありようだ。昔の人にしてはかなり長身だというのは何となくわかっていたが、“長身痩躯”、贅肉のない顔に豊かなオールバックの髪ってかなり新鮮で魅力的。いやあ、本当にびっくりした。
改めて映画は見てみなければわからないと実感した。もちろん、この世の中何事も体験しなけりゃわからないものなんだけど。ま、この年になると体験しなくともよかったってなこともいっぱいある。しかし、映画や書物は「暇がない」とか「時間のむだ」なぞいわずにやっぱりどんどん触れるべきだよね、十のうち九つ“金返せ”“時間返せ”と言いたくなるような作品に出くわしても、一つその世界を知れてよかったと思える作品に出会えたら幸せというものだ。

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