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zoom RSS ”ウオッチング・ジョン”

<<   作成日時 : 2004/12/20 19:44   >>

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先日ジョン・リスゴーを久々に見た。ドン・キホーテに扮していた。
容姿の衰え著しいイザベラ・ロッセリーニも同作品に出演。が、それは今に始まったことではないわけで、”はっきり言って年とったよなぁ”と思わせるようになっても堂々としている彼女の姿には、すがすがしささえ感じる。
彼女の夫役の俳優、どっかで見た顔だなーと。ミョーに甘すぎるマスクで、とても現代ものには使えないだろう、コスチュームプレイでしか対応し切れないだろうと思わせる彼。誰だったかなー、何で見たのかなーと頭を悩ませていたら、布団に入ってから思い出しました!!マトリックスのM・ベルッチの夫を演じていた俳優だ!。あー、思い出してすっきりした。ふーん、ランベール・ウィルソンっていうのか。「建築家の腹」に出ていたの?それは知らなんだ。この作品のように中世のコスチュームぐらいの装飾性でもってこそ彼の何ともいえない甘さにバランスがとれるもの。おフランスではその”甘ったるさ”も受け入れられるんでしょうけれどもね、それ以外ではどうなんでしょう。エマニュエル・ベアールのインタビューを見て、カメラが近づいたときの体や顔の皮膚の汚さにびっくりした。フランス・スタンダードでは許されるのかもしれないけど、なーんか女優として非常に受け入れがたさを感じた。全然関係ないんだけど、それと似た赤信号を彼には感じる。

閑話休題。肝心なのはジョン・リスゴー。
彼は性格俳優としてとても好き。でも、ドン・キホーテは違うと思う。「バロン」のジョン・ネビルならピッタリなんじゃないかな。ジョン・リスゴーの目は、ドン・キホーテを演じているときでも”ファンタジー”の光ではなく”サイコ”のそれを放っていた。だめだよ、彼におとぎ話はまだ早い。「ガープの世界」の心優しきロバータも、いろいろあったんでしょうね、「レイジング・ケイン」では可哀想に人格が分裂してしまっていた。でも、哀しい狂気に彩られた”ケイン”役こそ彼の代表作だと思う。ピーノ・ドナッジオの美しい音楽が哀しいデ・パルマの世界でJ・リスゴーは水を得ていた。「リコシェ」(何とリンゼイ・ワーグナーにお目にかかれる!)91年、「レイジング…」92年、……2000年の「ドン・キホーテ」においても彼の目は狂気の輝きを保っていた。しばらく見てなかったのでどうしてんのかなーと思っていたんだけど、彼自身にその要素があったのかな、デ・パルマにより解放されたサイコぶりは消えていなかった。I・ロッセリーニが見事リンチ色を取り除いたのとは対照的だ。(女性の方がそういう点ではやっぱ強いのかしら)どうせなら彼には今後も徹底してサイコの道を極めてほしい。アンソニー・パーキンスは開き直りながらもいまいち突き詰められなかった。彼よりも俳優としての才能が勝っているであろうJ・リスゴーだもの、期待したいものだ。

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